特徴
UT-3M-EMAは、電磁超音波トランスデューサー(EMAT)を使用する、高性能な電磁超音波厚さ計です。従来の超音波厚さ計のように、カプラント(接触媒質)を塗布する必要が無く、簡便に金属の厚さを測定することができます。
プロフェッショナルな用途に対応する複数のマニュアル測定モードに加え、初心者向けの簡易測定モード「AUTO」も搭載し、どなたでもすぐにご使用になれます。
1.2~200mmの測定範囲、A/Bスコープ、AGC(オートゲイン調整)、シングル・エコー、エコー・エコー、マルチ・エコー等の機能を搭載し、様々な測定用途に対応します。さらに、大きく見やすい3.5インチの高精度ディスプレイを採用、長時間の検査でもストレスなく使用できます。
データ管理ソフトウェアが標準で付属、保存したデータはPCで確認することができます。
電磁超音波厚さ計と超音波厚さ計の特徴と違いはこちらを参照ください。
1.2mm~200mm(鉄)の測定範囲、カプラント(接触媒質、液体)の塗布が不要
通常の超音波厚さ計と同様の広い厚さ測定範囲を実現。さらに、測定箇所にはカプラントの塗布が不要でそのまま測定できます。
塗装材の素地(母材)の厚さを
簡単に測定
通常の超音波厚さ計では測定が難しい、重ね塗りや劣化による表面の凹凸にも対応
前処理無しで測定が可能
グラインダーなどで酸化被膜(錆・スケール)を落とさずにそのまま測定が可能、従来の超音波厚さ計に比べ作業工数が低減
様々な測定モード
プロフェッショナルな用途に対応する複数のマニュアル測定モードに加え、初心者向けの簡易測定モード「AUTO」も搭載
データ管理ソフトウェアが
標準で付属
パソコン用のデータ管理ソフトウェアが付属。USBケーブルでPCと接続し、測定値だけでなく、測定条件や波形も確認可能。
最高600℃の高温測定
(オプション)
最高600℃の高温材料の測定を実現する新開発の耐熱プローブと専用ハンドル(長さ300mm、450mm、600mm)
トランスデューサー台車
(オプション)
標準トランスデューサー専用のスキャニング用台車。効率的な厚さ測定を実現。