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コイルの硬さ測定 Application Notes - Portable Hardness Tester

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コイルの硬さ測定

コイルの硬さ測定

コイル(鋼帯)の硬さは、品質管理の上で重要な管理項目の一つです。
しかしながら、一般的なハンディタイプの硬さ計では、コイルのような薄板を測定する事ができないため、コイルの硬さ測定ではその一部をカットし、ビッカース硬さ試験機等で測定する必要がありました。

ポータブルロックウェル硬さ計『MetalTestシリーズ』は、ハンディタイプながらコイルの硬度測定が可能な革新的な硬さ計です。コイルをカットすることなく、現場でそのまま測定する事ができます。従来の測定に比べ迅速・簡便に実施することができ、例えばコイルの入荷作業時にそのまま硬さを測定することも可能です。

ここでは、『MetalTestシリーズ』を用いたコイルの硬度測定について説明します。

測定方法

プローブを測定箇所に一定の強さで垂直に押しあてます。ディスプレイにカウントダウン表示が現れ、”0”になりブザーが鳴るまでそのままの力で押しあてます。ブザーとともに測定が完了し、ディスプレイには測定した硬さが表示されます。
プローブの押し当てから数秒で測定は完了します。

少し場所を変え、同様に測定を行います。複数回測定した値の平均値を、硬さとして採用します。

『MetalTestシリーズ』は、ロックウェル硬さ試験の原理もとに開発された硬さ計ですが、ビッカース(HV)やブリネル(HB)にスケールを変換し表示することができます。

測定方法

『MetalTestシリーズ』で測定可能な最小厚さは以下となります。