選択について
超音波厚さ計は、測定箇所の片側にトランスデューサーと呼んでいるセンサーを接触させるだけで、厚さを測定することができる便利な装置です。トランスデューサーは、プローブや探触子とも呼ばれており、電気的な信号を超音波へ変換する役割と、超音波を電気的な信号に変換する役割を担っています。
周波数や径、形状や構造、使用する圧電素子の種類により、トランスデューサーには様々な種類があります。測定する材質、形状、目的に応じ、適切なトランスデューサー(ブローブ・探触子)を選択することが超音波厚さ測定には求められます。不適切なトランスデューサーを使用すると、測定することができない場合や誤った数値が表示されることがあります。