特徴
CMX DL+は、MVXとCMX DLのすべての機能を搭載、さらに0.001mm分解能と10mの測定範囲を実現した超音波厚さ計のフラグシップモデルです。
A/Bスコープ表示、独立3ゲート、自動温度補正、スキャンモード(高速サンプリング&最小値・最大値ホールド機能)など様々な機能を搭載しています。また、感度低下を伝播時間をもとに補正する新機能のGAIN SLOPE(TDG)により、厚物やFRP・ゴム等の高減衰材も今まで以上に正確な測定が可能になりました。
パルス・エコーモード(厚さ測定、腐食・減肉検査)、エコー・エコーモード(塗膜上からの母材厚さ測定)に加え、膜厚測定モードを搭載しており、肉厚と膜厚を同時に測定することも可能です。
4GBのデータロガーを内蔵しており、測定データは付属のソフトウェアで簡単にPCに転送・表示することができます。
有機ELディスプレイ(OLED)搭載のカラーモデルと、モノクロディスプレイの2タイプ
視認性に優れたカラーモデルと、直射日光でも見やすく電池の持ちに優れたモノクロモデルの2タイプをラインナップしました。
Aスコープ(RF、半波整流)とBスコープ表示
超音波波形を表示するAスコープと材料の断面映像を表示するBスコープを搭載しました。
Aスコープ(RF)
Aスコープ(半波整流)
Bスコープ
ニ振動子探触子だけでなく一振動子探触子にも対応
あらゆる用途に対応するため、様々な探触子が使用可能です。遅延材や保護膜付きの探触子にも対応します。
0.001mmの高分解能モード
0.001mm(1μm)単位での厚さ測定が可能です。マルチエコーモードと併せて使用する事で、より信頼性の高い高精度の厚さ測定が可能です。
膜厚の測定も可能な画期的な超音波厚さ計
膜厚を測定する「膜厚測定モード」と膜厚と母材(素地)の厚さを同時に測定する「パルス・エコー+膜厚測定モード」を搭載
膜厚測定モード
膜厚と母材(素地)の同時測定モード
高減衰材や厚物の測定用に新規に開発した『GAIN SLOPE』
超音波の減衰を補正する『GAIN SLOPE』機能により底面エコーを確実に検出、一方で不要なノイズは低減します。
従来
GAIN SLOPE機能
4GBの大容量データロガー
(DakView J )
USBケーブルでPCに接続し、保存した測定データを閲覧できます。測定値はExcel(CSV)に変換可能です。
USB給電
単3電池に加え、モバイルバッテリーやUSB充電器、PCのUSBから給電する事ができます。
IP65の防塵・防滴性能と2年保証
堅牢なアルミニウムのハウジング、IP65の防塵・防滴性能、さらに安心の2年間保証。(保証対象は本体のみ、トランスデューサー等は対象外)
*保証は本体のみ、トランスデューサー等は対象外