特徴
ZX-3 / ZX-5 / ZX-5DLは、優れた基本性能に、多彩な機能を搭載した超音波厚さ計の汎用モデルです。
0.63㎜~1,000㎜の驚異的な測定範囲に加え、自動零点調整機能、1点・2点校正機能、5段階の感度調整機能を搭載しています。
スキャンモードでは、1秒間に100回の高速スキャン(通常は10回/秒)を行い、トランスデューサー(探触子)を離すと、
最小厚さが表示されます。
さらに、ZX-5 / ZX-5DLには、アラームモード、差厚測定(ディファレンシャル)モード、音速測定モード、
USB給電機能が搭載されています。
ZX-5DLには、10,000件の測定値を本体に保存することができます。
0.63mm~1,000mm(鋼換算)の圧倒的な測定範囲
DAKOTAのテクノロジーを証明する圧倒的な測定範囲。※測定範囲は、トランスデューサー(プローブ)および材質、形状、表面状態に左右されます。
5段階の感度調整機能
厚物や高減衰材の測定では感度を上げることで、ノイズが多い材質では感度を下げることで、正しい底面エコーを検出します。
より正確な厚さを測定
正確な厚さ測定を実現するVパスエラー補正と1点・2点校正機能を搭載。トランスデュサーの径を選択することで、Vパスエラーを補正し、測定精度を高めます。
3段階に調整可能なバックライト
暗所でも測定可能なバックライトを搭載、低・中・高の3段階に調整可能です。
1秒間に10回の画面更新、さらにスキャンモードでは100回/秒の超高速測定
局所的な減肉・腐食を見逃しません。スキャンモードでは、測定終了後、最も薄い値を表示します。
高性能探触子
一般腐食測定用(5MHz),厚物測定用(2.25MHz),薄物測定用(7.5MHz, 10MHz)、高温プローブ(~340℃)まで対応
アラームモード
(ZX-5 / ZX-5DL)
設定範囲外の厚さを測定すると、LEDと音で異常を伝えます。
差厚測定モード
(ZX-5 / ZX-5DL)
基準として入力した厚さからの差を表示します。
音速測定モード
(ZX-5 / ZX-5DL)
樹脂や鋳鉄をはじめ各種素材の音速を測定する事ができます。鋳鉄では音速を測定することで球状化率を管理することができます。
リモートコントロール
(ZX-5、ZX-5DL)
外部機器から厚さ計にコマンドを送信することで、厚さ計の設定の変更や測定値の取得が可能です。
外部データ出力
(ZX-5)
外部データ出力は、厚さ計に表示されている測定値を、キーを押す度に本体底のUSBコネクタ(TypeC)を介して外部に出力する機能です。
外部データ出力では、フリーソフトウェアの232keyを使用することでエクセルやテキストに測定値を直接出力することができます。事前にエクセル等でフォーマットを作成しておけば、測定値を入れるだけで簡単にレポート作成が可能です。
10,000件の測定値保存
(ZX-5DL)
10,000件の測定値保存。PCにUSBで接続し、簡単にデータを閲覧できます。
RS-232C 外部データ出力
(ZX-5 RS-232C)
表示されている厚さを、キーを押す度にRS-232Cを介して外部に出力する機能を搭載しています。
USB給電
(ZX-5 / ZX-5DL)
モバイルバッテリーやUSB充電器、PCのUSBから給電する事ができます。※一部のモバイルバッテリーやUSB充電器ではは動作しない場合もあります。
IP65の防塵・防滴性能と5年保証
堅牢なアルミニウムのハウジング、IP65の防塵・防滴性能、さらに業界最長の5年間の長期保証。
*保証は本体のみ、トランスデューサー等は対象外